大人の遊び考
大人が集まって遊ぶといえば…
子どもと違うのが,飲み会が多くなること。
あとは,ゴルフ・麻雀・競馬なんかがイメージしやすいでしょうか。
最近では,フットサルやカード・ボードゲームなんかも多いような気がします。
少し珍しいところでいえば,リアル脱出ゲームやボルダリング。
会社の同僚と集まってニンテンドーDSなんかのビデオゲームをしたりすることもあると聞きます。
私は,ゴルフは付き合い程度にはしますが,麻雀はしないしギャンブルもやりません。
たまに友人とスポーツカートをすることはありますが。
遊びがエスカレートしてくると,ついついエクストリームスポーツに行きがちです。
どこだったか世界的に大きな会社の社長さんはスカイダイビングが好きだとか。
確かに,エクストリームスポーツには非日常な興奮があります。
サーキットでチューニングカーをぶっ飛ばしてもアドレナリンが分泌されるでしょう。
たまにスポーツカートを楽しむ私が言うのも何ですが,興奮や非日常を求めていくと,その先には何があるのかと思います。
それよりも,日常を楽しみたい。
何もない穏やかな日常に,穏やかな食事を食べ,穏やかに家族や友人と過ごす。独りで読書して過ごすのも良いものです。
非日常の興奮やB級グルメで脳を刺激していくのも悪くありませんが,そうなると却って毎日が退屈になりそうな気がします。
必要以上の刺激のない日を大事にしていきたいものです。
子どもの頃の夢のこと考
子どもの頃,ギターに夢中になった。
お年玉を貯めて楽器店でギターを買い,弾きまくった。
その頃は,なんとなくギタリストになりたくて,練習に明け暮れた。
大学生の頃,ギターはそれなりに弾けるようになったが,自分にはそれで食べていく才能がないと思い,それ以来,ギターを弾くのを止めた。
才能には,継続していくというものも含まれる。しかし,ミュージシャンというのは難しい職業で,継続しているだけではなれない人の方が多いだろう。だから,いま,諦めたことを別に後悔していない。
ただ,ふと思う。あの頃,自分はなぜミュージシャンになりたかったのか。
社会人になり,ミュージシャンという職業についても少しわかってきたつもりだ。
ミュージシャンには素晴らしいことも辛いこともあると思う。そういう意味では今の弁護士という職業と比べてどちらがいいとは思わない。
だけど,自分はあの頃,きっぱりとミュージシャンになりたかった。
多分,あの頃は,ギターを弾くのがうまくなりたかっただけなのだ。
その延長にミュージシャンがあっただけで,別に,日本武道館でライブをしたいとか,成功してリッチになりたいとか思ったことはない。自分がうまくなって,誰かが喜んでくれたらそれでいい。自分が,エリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックスのギターを聴いて感動したように,自分も誰かを喜ばせたかっただけなのだ。
何でもいい。自分がうまくなること,誰かを喜ばせること。それだけは変わらず,自分の夢として残っている。
バイク考
バイクが好きである。
学生の頃に友人と寝袋を背負って海まで走ったのが初めてのツーリングだった。
ちょうど梅雨が始まる前のバイクにとっては数少ないゴールデンタイムであった。
夏は暑いし冬は寒い。春と秋の少しあたたかい位のシーズンが1番好きである。
寝袋を背負ってバイク3台で海まで走り,海沿いの道の駅で寝た。
朝は寒くて目が覚め,道の駅で洗面を済ませて日の出を見に行った。
貧乏学生だったのでツーリング先の名産品も食べられず,おにぎりをかじっただけだったが,それでもひたすらに楽しかった。
子育てに追われていると,バイクに乗る暇はなかなかない。
ソロ・ツーリングも楽しいが,一緒に行く気のおけない友人がいればなおいい。
ただ,友人でバイクに乗っているのは1人もいなくなってしまった。
寂しいものだが,バイクにそろそろ乗ろうと思う。
幸い友人から譲り受けた250CCがあるので,エンジンをオーバーホールして乗ろうと思う。
きっと僕が楽しそうにしていれば,友人たちもまた乗り出すだろうから。
生活のこと
見本・お手本のような理想的な生活があるとして。
目覚めたら,一杯の水とストレッチ,ウォーキング。
朝食は野菜と果物を中心に,シャワーを浴びて職場に。
昼食は,同僚とワイワイ食べたり,天気の良い日は独りで公園でお弁当。
夜はジムに行ったり,趣味をしたり。
ゆっくり風呂に入ってヨーガをして寝る。
まあ,こんな生活をしている人はごく少数だと思いますが。
ただ,このようなモデル的な生活から「敢えて」外していることを人から聞くのは楽しいもの。
私なら,朝食は摂らない。歯ブラシは子ども用の様な小さいもの。
軽い運動はするけれども激しい運動は避けるし,栄養バランスも割と適当。
朝食のためにスムージーメーカーやスロージューサーを用意したこともありましたが,胃が弱いのでどんなに軽いものを摂るよりも空腹の方が私にとっては楽です。
歯が小さいので,歯ブラシは小さめ。歯磨きは歯ブラシよりもデンタルフロスに重きを置いています。
若い頃はトライアスロンに挑戦するためにトレーニングしていましたが,マラソンのような激しい運動は,健康を損ねると思っています。
教科書が唱える栄養バランスは,そんなに信じていません。野菜を食べるライオンがいないように,人間の移動や狩猟,栽培の限界を超えた複数の食品が本当に必要なのでしょうか。それよりも腹6分目,日常の活動量にあわせた量を摂ることを心がけています。
学ぶべきこと②〜勉強の仕方
私の場合,法律の勉強で培った勉強法は次のようなものです。
・本に線は引かない
・4回読む
・パソコンを片手に読む
司法試験のための勉強ですので,場合によるかもしれませんが。
私は,本に線は引きません。
どうしても必要なときは付箋でマークしますが,仕事の資料はともかく,勉強ではほとんどしないですね。
本を最低4回読むので,線は次に読む時に邪魔になるからです。
1回目はパパっと読みます。枠組みを作るのが目標です。
2回目はノートパソコン(今ならタブレットとワイヤレスキーボード)を片手に読みます。必要なことをメモしていきます。
試験対策なら,試験会場で見直すためのまとめをつくりますし,
理解することが目的なら,本の要約をしたり,自分なりの言葉で言い換えたりします。
3回目もパパっと読みます。2回目でした理解を深めるのが目的です。
4回目は確認です。
1回目と2回目は割りと近接した時間にしますが,3回目は少し空けて,4回目はまずまず空けてします。
他の勉強を間に挟まないと飽きますし,記憶も定着しません。
私は,こうやって勉強するのが好きなのですが,皆さんはどうなのでしょうか?
おすすめのやり方があれば教えてください。
学ぶべきこと①〜はじめに
私たちが学ぶべきこと。
1番優先すべきなのは「勉強の仕方」だと思います。
私は、弁護士になるために結構な時間法律の勉強をしました。
おそらく数千時間は費やしたと思います。
ただ、今年は、何か別の勉強に1000時間位費やしたいと考えています。
法律もその位の時間勉強すると、少しずつ体系的な理解が深まってきます。
体系的な理解とは何かを説明するのは難しいですが、
我々弁護士は全く知らない法律でも「多分こうなっているだろうな」とか「この辺がキモになりそうだな」ということが何となくわかります。
法律にはある程度のパターンがあるからです。法律の趣旨や目的がわかれば,そこから細かいところがわかります。帰納と演繹,抽象と具体を行ったり来たりできるようになるわけです。こういった体系的な理解を深めていくことが、大切だと思います。
体系的な理解を身につけるためには、どうしても1つの事柄についてある程度の分量を勉強しなければなりません。例えば、大きな本屋さんに行って、ある分野の売っている本を片っ端から読んでみる。そして、更に必要な情報を集めて勉強する。
少なくとも、専門書と呼ばれる数千円から数万円はするような本を理解していなければ。ググってもわからないようなことをわかっていなければ,体系的な理解とはいえないように思います。
ただ、そのような分量の勉強をこなすには「勉強の仕方」を学ぶべきだと思います。
ちょっと前置きが長くなりすぎましたので続きにします。