学ぶべきこと①〜はじめに

私たちが学ぶべきこと。

1番優先すべきなのは「勉強の仕方」だと思います。

 

私は、弁護士になるために結構な時間法律の勉強をしました。

おそらく数千時間は費やしたと思います。

ただ、今年は、何か別の勉強に1000時間位費やしたいと考えています。

 

法律もその位の時間勉強すると、少しずつ体系的な理解が深まってきます。

体系的な理解とは何かを説明するのは難しいですが、

我々弁護士は全く知らない法律でも「多分こうなっているだろうな」とか「この辺がキモになりそうだな」ということが何となくわかります。

法律にはある程度のパターンがあるからです。法律の趣旨や目的がわかれば,そこから細かいところがわかります。帰納と演繹,抽象と具体を行ったり来たりできるようになるわけです。こういった体系的な理解を深めていくことが、大切だと思います。

 

体系的な理解を身につけるためには、どうしても1つの事柄についてある程度の分量を勉強しなければなりません。例えば、大きな本屋さんに行って、ある分野の売っている本を片っ端から読んでみる。そして、更に必要な情報を集めて勉強する。

少なくとも、専門書と呼ばれる数千円から数万円はするような本を理解していなければ。ググってもわからないようなことをわかっていなければ,体系的な理解とはいえないように思います。

 

ただ、そのような分量の勉強をこなすには「勉強の仕方」を学ぶべきだと思います。

ちょっと前置きが長くなりすぎましたので続きにします。